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2024.04.21 Sun
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日本で最初のコーヒー: 神戸元町商店街
神戸の中心部に、ちょっと驚く歴史を持つ通りがあります。神戸元町商店街は「ながーい商店街」と呼ばれ、全長約1.2km、300以上の店舗が軒を連ねています。港に近いこのエリアは、実は”日本初 “の宝庫でもあります。
”日本初”
神戸元町をぶらぶら歩いていると、ここから日本での歴史がはじまったという場所にいくつも出くわします。
明治時代に日本で初めてコーヒー豆を輸入し、「放香堂加琲」を開店。”日本初”の喫茶店となりました。
日本人初のテーラー、柴田音吉は1833年に日本初の洋服屋「柴田音吉洋服店」を創業しました。
ゴーフル、角きんつば、バームクーヘンなどを日本に初めて紹介した神戸風月堂、本高砂屋、ユーハイムなども見逃せません。
この通りは、旧居留地や神戸中華街など近隣の観光スポットとつながっていて、神戸観光の拠点となっています。
この他にも神戸元町には100年以上続く老舗がたくさんあります。「赤壁商店」や「平村写真館」のようなお店は、長年にわたって神戸の歴史の浮き沈みを経験し、今なお健在です。
神戸の魅力あふれる商店街
神戸元町はただ距離が長いというだけではなく、古く歴史のあるものと新しいものが共存しているところに、神戸の商店街ならではの魅力があります。古き良きものと新しいものの両方が手に入る、ハイカラでおしゃれなアーケードの中を、お店を眺めながら歩くだけで楽しい商店街です。
神戸を訪れたら、ぜひ神戸元町商店街を散策してみましょう。素敵なお店や美味しいスイーツに出会えるだけでなく、100年以上続く神戸の進取精神の一端を垣間見ることができるはずです。